IU JOURNAL 2026.04

Wat’s IU JOURNAL?
IUジャーナルは、私たちがどんな想いで事業に向き合い、
どんな価値観を大切にしながら組織をつくっているのか─。
その「考え方」や「意思決定の背景」を、ありのまま届けていくための場です。
今月の代表挨拶(グループ代表 / 岩永 悠)
アイユーコンサルティンググループが毎月開催する全社対象のMTGでは、グループの母体組織である税理士法人アイユーコンサルティングの代表社員3名(グループ代表岩永悠、グループ共同代表出川裕基、神谷智道)が毎月ローテーションで代表挨拶を行っています。

2013年4月、わずか8坪のオフィスで創業したアイユーコンサルティンググループは、今年で14年目を迎えた。
麻雀テーブルほどの小さな机を囲んでいた当時を考えると、今の組織規模は奇跡のようでもあり、
同時に「まだ成長過程に過ぎない」とも強く感じている。
この1年で40名以上のメンバーが新たに加わった。
今年7月には東京の社労⼠法人をグループに迎え、グループ総数は200名の大台を超えた。
業界でみても、まだまだ若い組織であるアイユーコンサルティンググループは、
その若さゆえのスピード感が、変化の激しい昨今において大きなアドバンテージとなっている。
一方で、規模が拡⼤すればするほど問われるのは、「一人ひとりの質」だ。
だからこそ、今回はあえてシンプルに伝えたい。
これからのアイユーコンサルティンググループに必要なのは、“圧倒的な当事者意識”だ。
自分の仕事をただ「任された作業」と捉えるのか、「自分がこの組織をつくっている⼀員」と捉えられるかで、
成果も成長スピードも、人生の質さえも変わる。
「上司がチェックしてくれる」「誰かがフォローしてくれる」から大丈夫ではない。
“これは自分の仕事だ”と覚悟を持てるかどうか。
会社は「誰か」が成長させるものではなく、「自分」が成長させるもの”と思った瞬間から、すべてが変わる。
幹部陣はこの覚悟(意識)があるが、組織全体でみるとまだ浸透しきれていないと感じている。
この意識が失われれば、組織は「拡⼤」ではなく、
いつか弾けてしまうだけの「膨張」に終わるだろう。
最初からそう思えなくてもいい。
まずは自身の能⼒を最⼤限に発揮・成長させることから始めてほしい。
そしてもうひとつ。
今年絶対に外せないテーマが「AI」だ。
これからの時代、「AIに仕事が奪われる」とよく言われるが、僕はそうは思っていない。
正確に言うと、「AIに淘汰されるのではなく、AIを使いこなせない人が淘汰されていく時代」だ。
知識・ノウハウ業である会計業界において、かつてはその知識量が武器だったが、
今やAIが瞬時に集積してしまう。
今後差がつくのは、AIを使いこなせるかどうかだ。活用できるか否かで、⽣産性に数倍の差がつく。
だからこそAIを怖がるのではなく、「AIを使い倒す側」に回り、トライ&エラーを繰り返してほしい。
その上で重要になるのが、調整力や決断⼒、すなわち”人間力”だ。
作業をこなすのはAIだが、人と向き合い、判断し、信頼を築くのは人間にしかできない。
それこそ、「中小企業・資産家を支えるプロフェッショナルとして高付加価値サービスを提供する」という
グループミッションの、AI時代における真の意義だと確信している。
アイユーコンサルティンググループはまだまだ成長の途中だ。
今後も新規拠点開設や新規事業など、数多くの挑戦をし続けていくだろう。
だが、どれだけ戦略を練り環境を整えても、最終的にミライをつくるのは「人」に他ならない。
メンバー一人ひとりが「当事者」として行動したとき、組織は⼀気に進化していく。
14年目も変化を恐れず、むしろ楽しみながら、圧倒的なスピードで進んでいこう!
僕の履歴書

■「僕の履歴書」とは?
グループ共同代表・出川が、自らの半生を飾らずに綴る自叙伝連載。目的もなく彷徨い生きていた少年が、いかにして「プロフェッショナルの世界」へと飛び込み、己と組織の運命を切り拓いてきたのか。度重なる挫折や葛藤、そして今の哲学を作った”人“との出会いなど、ここでしか読めない「変革の物語」をたどります。
【第1話】
1987年1月20日、埼玉県川越市生まれ。
両祖父が経営者である以外は一般家庭で生まれ育った。
中学に入るまでの僕を形容する言葉は、ただひとつ。「the・陰キャ」だ。
背は小さく、勉強もスポーツも人並み以下。
自信という名のガソリンを一度も注がれたことがない空のタンクを抱え、
常に周囲の顔色を伺って生きていた。
だが、この閉塞感が、後に巨大な爆発を生む導火線となる。
転機は、中学1年の後期テストだった。
「10位以内に入ればMDプレイヤーを買ってあげる」という親からの提案。
動機はどうあれ、僕は人生で初めて目標に向かい、文字通り死に物狂いで努力をした。
結果は3位。前期の「ほぼビリ」から、一気に世界をひっくり返した。
この時、僕の脳髄を貫いたのは、強烈なまでの成功体験だった。
「今のダメな自分を受け入れていたのは、他でもない僕だった」
「頑張れば、頭のいい奴らをごぼう抜きにできる」
「賞賛されることは、何事にも代えがたい快感だ」。
ーこの日を境に、僕は決意した。
なりたい自分になるために、今までの自分をすべて変えてやると。
自分を変えると息巻いたものの、高校時代の僕は
「モテたい」という一心で、サボって地元の友達とバイクで遊ぶ日々。
ただ、テストはいつも20番以内くらい、部活では一番手になるまでは頑張っていた。
だがそんな僕を待っていたのは、体育教師からの「絶対卒業させん」という通達だった。
僕は留年を回避するため、3月いっぱい、校舎の周りを毎日6キロ、
ゴミを拾いながら走り続けるという条件を飲み、完遂した。
結果、長距離走がとても速くなったが、この「不恰好でもやり抜く」経験が、
僕の根底にある「石の上にも三年」の哲学を形作った。
最終的には「MARCHくらい行けばモテるだろう」という感覚で、
高3の夏から猛勉強して法政大学へ滑り込んだ。
大学に入っても劇的に何かが変わることはなく、
税理士試験勉強に目覚めるまでは、ホストを経験したり、刹那的な楽しみに溺れていた。
余談だが、大学時代、今の僕の仕事の根本思考を形成する出会いがあった。
当時29歳の経営者であり、大学の同じクラスで長い時を過ごした通称「長老」だ。
高卒のバイトから這い上がり、自らの責任で自由を選択している本物の大人だった。
社会の解像度が低かった僕に、彼は自身の哲学を叩き込んでくれた。
「自分の道は、自らの腕で切り拓け」
「天才でないなら、誰よりも泥臭く、人より努力を重ねるしかない」
「人にとって繋がりたいと思われる、価値ある人物になれ」。
「お前はどうなりたいんだ?」と問われるたび、答えに詰まる僕を、彼は愛を持って突き放した。
「なら何にもなれねーじゃん」と。
そして、彼はこう続けた。
「やり切ったと言えるまで、目の前のことに誰よりも全力で取り組め。
そうすれば、いつか必ずなりたい自分が見つかる」
振り返ると、感謝しかない。
長老が時間を割いてくれる人物に、今の自分は少しは近づけただろうか。
かつて自信がなく、目的もなく彷徨っていた僕が、
この教えを胸にどうやって「プロフェッショナルの世界」へと飛び込んでいったのか。
僕の変革の物語は、ここから本格的に動き出す。(続く)
神谷さんの「こうや!」
■神谷さんの「こうや!」とは?
税理士法人アイユーコンサルティング代表社員・神谷が、実務の核心や「プロとしてのあり方」をズバッと語る一言コーナー。複雑な課題も、神谷の目を通せば「本質はこうや!」とシンプルに見えてくる。メンバーが迷ったときに立ち戻る、IUグループの「現場のバイブル」です。最近は偉人の言葉を借りることもしばしば…。

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2026/4/30(木)16:00-17:00
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